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現在、オカルト.netでは有名所の怖い話を集めています。
有名な話なので、既に読まれたことがある記事が続く場合がありますが、ご了承ください。

死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『生首事件』『地獄の夢』

2014年07月25日

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1:本当にあった怖い名無し2012/11/02(金) 21:31:23.56 ID:DquizYRY0


3:本当にあった怖い名無し2012/11/02(金) 23:11:45.95 ID:azaMNrfi0

地獄の夢

自分にとってはかなり怖くて悲しい実体験です。暇つぶしにでも読んで頂き、ご感想を頂ければ幸いです。
---------------------------
どうやら死んだらしい。
始まりはそんな感じだった。
突然たくさんの人の中に自分が居る。周りの人の年齢は様々。
たくさんの人がいるが、顔見知りは居ないらしい。
それぞれが何をするでもなく、ただ群れている。
自分もまた人の流れに身を任せて歩いていると、少しずつ塊が細くなり、最後には一本の線になっていた。

列の先には真っ白い服を着て立派な髭をたくわえる老人。
老人は一人一人に何やら話しかけ、話し終わった人は老人の後ろの町へ消えていった。
自分の番になり、老人が言う
「さて、君は死んだわけだが、これから7日間この町で働いてもらう。」
「やっぱり。じゃあこれが神様か。天上人って普通のじじいなんだな。」
何やら笑えた。

「7日間働くことができたら1日だけ下に戻ることを許しましょう」
たった7日で戻れるのか?簡単すぎるだろ
天国最初の課題に拍子抜けしたが、そんなんでいいなら余裕余裕。
仕事を探すために町へ向かった。

仕事はすぐに見つかった。就いた仕事は道路工事の夜勤。
生きてるうちに経験しなかった事だからと軽い気持ちで始めたのだが、
これがやってみると意外と楽しい。時間はあっというまに流れていく。
一番驚いたのはどれだけ汗水流しても疲れないことだ。
死んでるってのは楽なもんだな。と毎日真面目に働いた。
これが終われば最高の給料がもらえる。
自分は大丈夫だと大切な人たちに伝えることができる。
8日目。正確には解らないが、たぶんそうだろう。
7日間の業務を終え、眠りついた所までは覚えているが、次の瞬間場所が変わっていた。
特に何も無い住宅地の細い道。見慣れた景色。
気がつけば自分が生まれ育った町に居た。
急いで我が家に向かう。たった7日離れただけなのに、不思議な気持ちだ。
家が、町が、人が恋しくて、いつのまにか走り出していた。


5: 【九電 67.3 %】 忍法帖【Lv=36,xxxPT】(1+0:3) 2012/11/03(土) 07:41:59.18 ID:cGpV8ZpE0
「ただいま」勢いよくドアを開ける。
しかし反応が無い。いや反応はあったが、想像していたものではなかった。
自分が居なくなった家族がいつもと変わらない生活をしている。
目の前を通る母が吐き捨てるように言った。
「7年も経って、なに今頃帰ってきてんの?」
自分の存在が消えていた。居ないことが普通になっていた。
完全に死んだ。人に忘れられていた。
うつむきドアを閉め、逃げ出した瞬間に目が覚めた。

---------------------------
起きたら泣いてました。軽泣きとかのレベルじゃなく号泣で。
人の記憶から消えてしまうことの辛さがリアルに解りすぎて。
今になって考えると、あれは地獄の夢だったのかもしれません。

夢オチで申し訳
11:本当にあった怖い名無し2012/11/05(月) 20:33:27.03 ID:0b32kRMF0
>>5
人は二度死ぬ
一度目は肉体の死
二度目は人々の心の中から忘れ去られる事の死
とかいう格言を思い出した

◆目次に戻る◆


12:本当にあった怖い名無し2012/11/06(火) 01:01:11.61 ID:DXp/gdNU0

病院のトイレ

私の勤め先にいる先輩から聞いた話。

先輩の住んでいる所は県内でも田舎、その田舎には三つ廃病院がある、その中でも立入禁止の廃病院があった。
そこに男女二人ずつ肝試しに行ったそうだ。その内の男一人は先輩の友人A、もう一人の男をB、女をそれぞれC、Dとします。

一通り病院内を回り、特に怖い場所も無く、じゃあ帰るかとなった時、Bが「トイレ行きたい」と言い出した。「あたしも行きたい~」Cも続けた。

友人A「じゃあ屋上で待ってるからトイレ終わったら上きて」

此処でトイレに行くペアと、屋上で待ってるペアに別れた。

トイレに行ったBとCはそれぞれ別れてトイレに入った。

大体男の方が早く済ませ出てくるものだがCの方が早く出てきた。
Cはトイレの前でBを待った。
暫く経ってもBは来ない。
廃病院と云う事もあり、怖くなってきたCは男子トイレにいるであろうBに向かって「先行ってるね!」と話し掛けた。しかし返事が無い。

「何だ、先に屋上行ったのか!女の子一人置いて先に戻るなんて許せない」Cは少し怒りながら屋上に急いだ。
15:本当にあった怖い名無し2012/11/07(水) 14:22:39.41 ID:EmKeXBKjO
屋上に戻るとAとDがいた。
Bはいない。
「あれ?Bは?」Cが尋ねると

来ていないと言う。

まだトイレいるんじゃないか?とトイレに戻りAは中を見るがBはいない。

そうだ、もしかしたら怖くなって一人で駐車場に戻ったんだ。

と思い、駐車場に戻る事に。

皆で 駐車場に戻ったがBはいなかった。

これはやばい!と思い三人で院内を回ったがBは何処にもいない。
いよいよ焦った三人は警察を呼んだ。
16:本当にあった怖い名無し2012/11/08(木) 15:32:15.18 ID:1ese9Mro0
警察が到着し夜中の院内を見回るがBはいなかった。

朝になったらまた捜そうと言う事になり、朝方、捜索隊が出て院内、周辺を捜索。

Bはいなかった

その肝試しから三年経った今でもBは帰って来ていない。

神隠しにあったのか、拉致されたのかも解らない。

今春、Bを待つのに疲れた両親は遺体の無い葬式をしたそうだ。

携帯から長々すまない。
何故わざわざ廃病院のトイレに行ったのかは知らないwそしてCいわく「男子トイレからは何も聞こえなかった」そうだ。

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18:本当にあった怖い名無し2012/11/10(土) 04:40:47.97 ID:gX2H6WVEO

井戸

なんか20年以上前のことなんだけど・・・・・・
昔アパートを借りたことがあったんだけどそれがすごい古い家でなんか庭にはすごい気味の悪い井戸があったんだけど
家賃が格安で借りることにした。
それからすぐだったかな・・・部屋の中の箪笥の奥にへんな封筒みたいなのが張り付いてた・・・・・・
それをあけるとなんかあの井戸の写真がいっぱいはいっててさ
最初のほうは別になんてことはなかったんだけど最後の1枚だけやけに黄ばんでてなんかおかしかったんだよ。よく見ると井戸の写真じゃなくて人間の目だった。本当に眼球が真っ黒だった・・・・・・
撮影者が自分の目を見開いて撮影したのかもしれない。なんの目的かはわからない。
とにかく気味が悪くてすぐに破いて捨てた。結局井戸の中は覗かずにすぐ引っ越したよ。
なかにはなにがあったんだろう・・・・・・・・・

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26:本当にあった怖い名無し2012/11/15(木) 21:52:28.10 ID:W66jT2ZfO

霊感の仕組み

オカルトには少し興味があるというだけの、ごく普通の大学生だった若き日の俺。そんな俺をオカルトの世界にどっぷりとつからせたのは、俺が師匠と呼ぶ人物だった。
“師匠”とは文字通りオカルト道の師のことで、彼は同じ大学に通うサークルの先輩だった。
師匠は一緒にいる間、たくさんのことを俺に教えてくれた。それはオカルト界ではわりと常識のことだったり、師匠のオリジナル説ではないかと思うようなマイナーな話だったりと様々だったが、師匠は本当に、俺の知らないことばかりを知っている人だった。

だから俺は、師匠が突然姿を消してから長い年月が経った今でも、彼に尊敬と畏怖の念を抱いている。

俺は師匠に教わったことや、師匠との体験談は大体、ネタとしていつかは誰かに話そうと覚えておいた。(それが今になって役立ってるな)
27:本当にあった怖い名無し2012/11/15(木) 22:10:54.68 ID:p4suqipFO
でも、今日俺が投下しようとしている話は、最近になって突然思い出したことだ。何気無い会話だったので、忘れてしまっていた。誰かに話すようなことでもないと無意識に思っていたのかもしれない。

あれは、師匠と出会ってから初めての夏だった。
「お前はいつからメガネをかけてる?」

夏になっても普段と何ら変わりない、若者らしくない日常を送っていた僕に、師匠は言った。師匠はその日自分の部屋のTVが壊れたとかいう理由で、僕の家に遊びに来ていた。

「は、メガネですか?」

「そうだよ。あるだろ、生まれつき目が悪い~とか、勉強のし過ぎで~とか」

師匠はTVのリモコンをピ、ピ、と頻りに押しながら補足する。師匠はTVを見に来たという割には特定の番組を見ず、リモコンのボタンを押し続けていた。
「ああ、そういうことですか。うーん。目は小学生のときから段々と…って感じですかね。メガネをかけたのは最近です。昔はすごい目よかったですよ」

僕は師匠の手からリモコンを奪いながら答える。無駄なチャンネル替えは電気代がくう気がした。すると師匠は、リモコンを無くしたことで空いた手を顎に当て、さわさわと撫でながら言った。
29:本当にあった怖い名無し2012/11/16(金) 18:30:33.79 ID:0esbxQpD0
「そうか。お前は段々下がってきた型か」

「それがどうかしたんですか?」

「例え話だよ。視力ってのは、自分の意思でどうこうできるもんじゃないだろ?」

「はい」

突然何を言ってるんだ?と思ったが、素直に頷いておいた。
「それは霊感・霊能力にも同じことが言えるわけだ」

そう言った師匠の表情はいつもと同じで、やる気を全く感じない顔だった。一方僕はというと、思わぬオカルティな展開にワクワクが止まらなかった。
「よく、みんな言うだろう。『自分は全く霊感0で』というようなことを。だけど、それは勘違いだ。霊感ってのは本来、視力や聴力と同じようにみんな同じくらい持っているもんなんだ」

師匠のその言葉に、僕は考えてみた。確かに、霊感が0というような言い回しはよく聞く。だけど、僕自身霊力なんてそんなものだと思っていた。

「それってつまり…霊感がない人はいないってことですか?」

「…それはちょっとちがう。人にもごくたまに、生まれつき盲目の人がいるだろう。それと一緒で、生まれつき霊感がない人はたまにいる。まぁ、本当に希少だけどな。だから、自分に霊感がないと思っているやつのほとんどは“霊感が弱い”だけなんだ」

「霊感が弱い…」
39:本当にあった怖い名無し2012/11/20(火) 21:36:36.59 ID:LLrI8diiO
「しかも、それは大人になるにつれて段々と弱くなっているケースが多い。丁度お前の視力のようにな」

師匠の例えは、非常にわかりやすかった。僕は閃いたことを呟く。

「そっか…。なら、霊感が強い人は、もともとの霊力が劣らなかった人ってことですね」

「そうだ。だからオカルトの世界でよく聞く霊感を強くする方法や裏技ってのは、強くするというより、復活させると言った方が正しいな。子どものうちは霊力が高いから。視力を維持するときや復活させるためには緑色のモノを使用するだろ。それと一緒なわけだ」

「なるほど…」

僕は改めて、この人はすごいなぁなんて思ってしまった。

「じゃあ、霊感が強いことで商売をしている人って、嘘なんですか?」

頭の中には、インチキか本物かもわからない半ばタレントのような霊能力者が浮かぶ。

「それは、ごくまれの盲目の反対ケースだ。アフリカのマサイ族なんかは、昔から狩りをするという環境の中で、視力が異常に発達してるだろ?」

師匠は再び手に取ったTVのリモコンを、クルクル回しながら言った。僕はつい先日、TVでマサイ族の視力は7.0だということを証明した特集を見たばかりだったので、リアルに納得できた。
40:本当にあった怖い名無し2012/11/21(水) 12:06:13.35 ID:ps9uUR0bO
「霊能力者の仕組みもそれと同じなんだよ。昔から霊と協力しあったり、霊を退治したりしているうちに霊感が発達した家系に生まれたっていうことだな。そういう家系じゃないのに高い霊能力を持つやつは、先祖に霊と隣り合わせの生活をおくっていた奴がいたんだろう」

師匠は言葉を終えると、僕の顔を見てニタリと笑った。

「時に少年。お前は、メガネをかけてるときとそうじゃないときでは、どっちの方がよく見える?」
何て馬鹿げた質問をするのだろうか、と僕は声をあらげた。

「そんなの、メガネをつけてるときに決まってるじゃないですか!」

すると、師匠はますます面白そうにニタニタ笑う。

「じゃあ、俺といるときとそうじゃないときでは、どっちがよく“霊”を見る?」

「!」

そのとき僕は、頭にビリビリしたものが走るのを感じた。師匠はまた話し始める。

「そういうことだ。目が見えづらいときはメガネという別のレンズの力で視力をパワーアップさせる。霊感も、他の強い霊力を借りているうちはパワーアップさせることができる。」
45:本当にあった怖い名無し2012/11/29(木) 09:40:04.80 ID:j9RHYEhR0
師匠の言葉に、僕は素直に感動した。それは、師匠とつるむようになってから不思議な体験をすることが多くなっているということに気づいていたからかもしれない。

「普段霊を見ない人が霊を見るのは、メガネの役割になる霊能力者が近くにいるときか、霊の力が大きいときだ。目が悪い奴でも、大きな字なら見えるだろ」

「確かにそうですね!」

「霊感の仕組みなんて、その程度だ。視力や聴力…人間の五感とかわりない」

師匠は撫でていた顎を今度はかきながら、説明を続ける。
僕は先ほどからずっと気になっていることを訊いてみた。

「ということは、人間は生まれ持った霊能力以上の力を得ることはできないんですか?」

すると師匠は、やる気のない顔を僕に向けた。

「…視力を失った盲目者が再び視力を得るにはどうしたらいい?」

「!?」

「…腎臓とか肝臓が、病に侵されている奴は、どうやって寿命を伸ばせばいい?」

「………」

師匠の突然な質問に、僕の頭にはひとつのことしか浮かばなかった。

「…移植…?」

自信はなかった。だけど師匠は満足そうな笑みを浮かべる。

「ご名答。霊力は移植できる」

まさかとは思っていたが、本当にまさかな返事に驚く僕。

「そんなことできるわけ……でも、一体誰が、どうやって!?」

あからさまにパニック状態の僕に、師匠は言葉を補足した。
46: 忍法帖【Lv=4,xxxP】(3+0:3) 2012/11/29(木) 09:42:29.60 ID:I5Fbf51T0
「この世には、どんなものにも専門の医者がいる。外科医、内科医、眼科医…。人間だけじゃなく、動物や機械にだって専門の医者が多くいるんだ。霊能力を扱う医者がいたっておかしくないだろ。まぁ、普通の医者ほど数はいないが」

補足のせいで、僕はますます頭が混乱した。この人の言っていることは、どこまでが本当なのか。(全部本当だったらどうしよう(°д°;;))

「つまり、専門の移植霊能力者を見つけて、強力な霊感を持つドナーを見つければ、誰でも強い霊能力者になれるっつうことだ」

「ドナー?…ってやっぱり、自分の体に合うとか合わないとかってあるんですか?」

「あぁ、ある。霊感移植は、同じ霊能力の性質を持ったドナーからしか移植しちゃいけねえんだ」

淡々と言う師匠。僕はゴクリと唾を飲んだ。

「何故です?」

すると師匠は、スッと指を二本立てた。

「理由は2つある。1つは…あまり自分自身に不都合はないことだが、性格が変わってしまうことだ。魂の質が変わるのと同じことだから仕方ないがな。乱暴になったり、臆病になったりと様々らしい。」

「性格が変わって困るのは周りですね」

僕は呟く。師匠はコクコクと頷いてから、二本の指を一本に変えた。
48:本当にあった怖い名無し2012/11/29(木) 16:58:08.96 ID:AiWxAEPI0
「そしてもうひとつ…こっちは厄介だ。違う性質の霊力が大量に移植されることで起きる、拒否反応。四六時中強い霊力が垂れ流しになり、悪霊が寄ってくる。

質が異なる霊力と自分の肉体との間にはわずかな隙間ができるから、悪霊がそこに入り込み体を乗っ取ったりもする。

そうすると、犯罪を犯したり挙動不審になったり…精神を病んで、最終的には廃人になる」

僕は、背筋がゾクゾクした。クーラーを消したいくらいに寒かった。でも師匠は構わず続ける。

「でも、性質の移植ミスってのは案外少ない。大抵は移植霊能力者が見分けて止めてくれるからだ。中には、面倒がって止めない奴もいるけどな」

そんな面倒とかいう理由で廃人になる結果になったら、たまったもんじゃない。僕は人間も怖いと思った。

「そういう同じ性質のドナーって、どうやって見付けられるんでしょうね」

「ああ。なんか直感でわかるらしいぞ。あくまで勘だから、間違ってるかもしれねーが」

「直感……」

何て信憑性のない…という言葉を僕は飲み込んだ。師匠はダルそうに言う。
55:本当にあった怖い名無し2012/12/02(日) 00:45:55.08 ID:n1zRn8Jc0
「現に俺も、もう3人、直感で見つけてる」

ダルそうなわりには、サラリとしていた。当然僕は驚く。

「3人も!?まさか…師匠、移植を考えて…?」

「ばーか。そんなことするほど力に飢えちゃいねーよ。金もねーし、第一移植霊能力者にだって会ったことがないしな」

ちょうど師匠がそう言って笑った時、師匠の手で遊ばれていたリモコンのせいで、TVがついた。

その時の番組が、二人とも大好きなバラエティーだったので、霊感の話はそれで終わってしまった。僕自身も、頭の中はTVに侵食されていた。

あの時のことを思い出してみると、やはり師匠は霊感の移植を試みたんじゃないか…と思う。そして、失敗したのだろう。

彼が何故大きな力を得ようとしたのか、誰をドナーにしたのかはわからない。移植霊能力者をどうやって見つけたのかも謎だ。

でも、師匠が初めてあったとき俺をサークルに誘ったのは、俺が同じ霊感性質を持っていると感じたからではないか、と俺は思っている。

まぁ、俺の力は師匠よりも弱いから、同じでも意味はないのだが。

師匠は以前、言っていた。

「一寸先は闇。普通の人間は、普通でいる限り闇の向こうを見ることはできない。だから、人間なんだな」

あの時はさっぱり意味がわからなかったが、今なら少しわかる気がする。師匠は、一か八かの賭けをしてまで、廃人になるというリスクを抱えてまで、闇の向こうを見たかったのかもしれない。

◆目次に戻る◆


56:本当にあった怖い名無し2012/12/05(水) 16:03:15.65 ID:r3lmDxKGO

イヤなモノ

昔から霊感の強かった叔母は、その日もイヤなものに出会ったという
前から自転車を一生懸命こいでるおばちゃんが目に入った
坂道でもない平坦な道なのに、そのおばちゃんは汗をかきながら苦しそうに自転車をこいでいる
はて? と思った叔母はその自転車のカゴを見るとなんと生首が乗っかっているではないか
眼球が無くぽっかり空いた空洞が、そのおばちゃんをにらんでいた
「あれはとんでもなく悪い霊だ、あの人に教えてあげなきゃ・・・でも、まともに相手してくれないだろうけど・・・」
と、叔母はそのおばちゃんに話しかけようか迷っていたが、やはりこのままでは良くないと伝える決意をした
そして、いよいよそのおばちゃんとすれ違うとき「あの」と言い掛けたその瞬間、おばちゃんがポツリと言った

「知ってます」

◆目次に戻る◆


57:本当にあった怖い名無し2012/12/08(土) 23:58:51.62 ID:qZVoEIS40

人形の視線

久しぶりのカキコ。

俺の子供の頃の話だけど、物置代わりに使ってる屋根裏部屋があったんだ。
いつからか、そこは俺のゲーム部屋となって、学校が終わったらいつもそこに
入り浸るようになった。
秘密基地みたいな感じで、ゲームにも集中できてお気に入りの場所だったんだけど、
たった一つだけ気になる点があったんだ。

ちょうど、テレビに向かってゲームしている俺の背後、そこに不気味な市松人形が三体
あるんだよ。よくテレビとかで髪が伸びた~とか話題になる感じの人形ね。
俺、めっちゃびびりだからさ、もう気になっちゃって気になっちゃって。
中でも一体だけ、やたら精巧にできてる奴がいて、目玉とか今にも動き出しそうで
本当に怖かったんだ。

あまりにも怖かったんで、ゲームやっててもさ、「貴様! 俺を見てるな!」って感じで
バっと後ろを振り向いたりして時々警戒するんだ。
でもそれだけだと不安だったんで、更に
「俺、お前が見てるの気づいてるから。馬鹿なマネはよせよ・・・。俺霊能力高いし、
俺に手出したら俺の守護霊(自分では死んだばあちゃんだと思ってる)が
黙っちゃいないからな」
と口で言って牽制もしてた。
61:本当にあった怖い名無し2012/12/13(木) 14:25:24.71 ID:rhcKicjOO
その甲斐あってか、その人形は相変わらず不気味だったが、特に髪が伸びるわけでも
目玉が動くわけでもなく、おとなしいもんだった。
ただ、背中には常にゾクゾクと悪寒が走り、何かに見られてる、という感覚だけは
付き纏った。

しばらくして、俺には一人部屋が与えられて、屋根裏部屋は本格的に物置となった。
それから更に年月が経ち、家族で食事を取ってるときに、ふとその屋根裏部屋での
体験を話してみたんだ。
すると、話を聞いた両親が顔を曇らせた。

「人形は1体しかないはずだけど?」

何を馬鹿な、人形は3体あって、その内1体が不気味なんだよ。
俺はしつこく食い下がったが、両親も譲らなかった。
じゃあ、実際に確かめてみようよ。
そういって、屋根裏部屋へと向かった。

そこには確かに、1体しかなかった。それはあの不気味な1体だった。
いくら探しても、その1体しかなかった。2体でも3体でもなく、1体。
聞けば、その不気味な1体は、死んだばあちゃん(俺が勝手に守護霊認定している)が
いつも大事にしていた人形だそうな。
俺が感じていた悪寒や視線は、もしかしたらいないはずの2体から感じていたもので、
ばあちゃん人形が俺を守ってくれていたのかもしれない。

◆目次に戻る◆


64:本当にあった怖い名無し2012/12/16(日) 19:32:47.20 ID:N3y3TXLVO

生首事件

463 本当にあった怖い名無し New! 2009/01/02(金) 22:11:45 ID:PfavOF4n0
飯島愛さんの死で話題が盛り上がっている所申し訳無いのですが、私が生きてきた中で
最も怖かった恐怖体験を聞いてください。もしよかったら今現在も地元に住んでる人が
現われてくれたら、情報をください。

今から10年くらい前の話になります。私は毎朝愛犬を散歩する事が日課で、いつものように
いつもの道を散歩していました。私の散歩コースは学校の正門を通過します。いつものように
その道にさしかかると、不思議な光景を目にしました。

文章力が無いので何と説明したらいいのか分かりませんが、黒い車が学校の正門を正面に、乗り上げる
ように停車しているのです。(丁度学校の正門と車が向かい合うような形で停車。)
私は「???」と思いながらも、車を通過しました。時間にしておそらく6時15分~30の間だと思います。
犬を飼ってる人なら分かると思いますが、犬の散歩の時間は大体安定しているので、その時間に間違いはありません。

そしてその道を通過し、いつもの散歩コースを歩いたあと、また先ほどの道を通り、家に帰るのですが、
その時に正門前に「人間の首」が置かれていました。正直な話、本物だとは思いませんでした。おそらく
このレスを読んでいる人は「異常な臭いで分かるはずだろww」と思うかもしれませんが、全く異臭はしませんでした。

最もそれが本物だったと知ったのはその後、警察が情報収集?(専門用語わかりません。)しに来た時でした。
ただしその時の警察の話があまりにもおかしいのです。
65:本当にあった怖い名無し2012/12/18(火) 15:21:40.10 ID:DYGuOHZoO
465 本当にあった怖い名無し New! 2009/01/02(金) 22:22:46 ID:PfavOF4n0

警察は確かに言いました。「正門の柱の上に置いてあった首」間違いなくそう言いました。
事件が事件だけに、TVにも散々取り上げられましたが、TV放送でもそう報道されていました。
しかし私が見た時は間違いなく「正門の前」(すなわち道の上もちろん学校の敷地内ではある)で
ある事に間違いはありません。もちろん私はその事を警察に告げました。

例えばそれが、私だけが見た現象ならば私の「幻覚」にすぎないかもしれません。しかしどうやら
幻覚ではないようです。なぜなら早朝あの通りをジョギングしている近所のおじさんも正門前に置かれている
事を目撃していたからです。しかしこのおじさんと、私の意見は少しずれています。

おじさんは「首が正門の方を向いていた。(つまり道に背を向けていた)」と言います。何度も確認したから
間違いないそうです。おじさんも「本物の首」とは思わなかったらしいです。時間帯は5時10分だったらしいです。
学校の時計でいつもここを通る時時間を確認するらしく間違いは無いと言います。

しかし私が見た時は、間違いなく正門に背を向けていた。(道を正面から見ていた状態)だったのです。だからこそ
「タチの悪い悪戯だな。」と思えた訳です。
66:本当にあった怖い名無し2012/12/19(水) 02:30:33.18 ID:cGVFyolrO
469 本当にあった怖い名無し New! 2009/01/02(金) 22:30:41 ID:PfavOF4n0

犯人が見つかるまで、地元でも(おそらく日本中で)犯人探しに近い情報のやりとり
が行われました。その結果、私が見た黒い車を「トラックの運転手も目撃」している事が
分かりました。問題なのはその時間です。私が黒い車が正門に乗り上げるように停車している
のを目撃したのは6時15分~30分の間と言いましたが、彼は4時50分頃目撃したそうです。

それだけではありません。この黒い車は新聞を見てしりましたが、散歩中のお婆さんなどにも
同様に正門前で停車している所を目撃されています。時間帯はまちまちのようです。
更に新聞や、近所の人の話によれば、どうやら犯人は「学校近くに潜み、何度が首の位置を変えていたらしい」
ようです。TVでも似たような報道を確かにしていました。
73:本当にあった怖い名無し2012/12/22(土) 18:31:28.63 ID:7NjkCFOt0
470 本当にあった怖い名無し New! 2009/01/02(金) 22:37:47 ID:PfavOF4n0
私はそこまで丹念に見たわけでは無いので気づきませんでしたが、少ないものの、
血痕があったらしく、それも「首を移動していた事」を売らずけているそうです。
一部ではこんな報道もありました。「正門の柱の上に置くのはかなり背が高くなくては
不可能で・・・・仮に台等を用いたとしてもかなりの大男が犯人だと思われる。」

地元ではこの「黒い車」の男の話で持ちきりでした。私地震目撃した訳ではありませんが、
この「黒い車」と同様と思われる車は被害者J君が行方不明になる当日も公園前(J君が行方不明
になったと思われる公園の前)に駐車されていた事が確認されていたようです。

おそらくこの時点では日本中が「黒い車」の男に注目していたと思います。
76:本当にあった怖い名無し2012/12/23(日) 03:11:43.81 ID:Q748QRogO
482 本当にあった怖い名無し New! 2009/01/02(金) 23:03:35 ID:PfavOF4n0

いざ犯人が捕まってみれば中学生ではありませんか!!あの時の「????」という気持ちは今も忘れないほど衝撃的でした。地元では「警察本当かよ!?」的な話題で持ち切りでした。私達地元住民が「????」と思うのは何も「黒い車」だけでは無いんです。

J君が行方不明になった後、警察が公開捜査に踏み切りました。この時、地元住民も協力をしています。相当な人員だったと思います。周囲を見渡せば警察だらけです。警察が視界に入らない事などありませんでした。
私達地元住人がまず一番に探したのは「タンク山」です。あのあたりで人間を隠せそうな所と言ったらタンク山くらいしか無いはずです。だれもがこのタンク山を見て周りました。

公開捜査では誰もタンク山で遺体の「胴体部分」があった事など目撃できませんでした。ちなみに警察は警察犬を導入して探していました。公開捜査を止めた翌日にその「タンク山」で胴体が目撃されたのです。
確か私が見た新聞ではこんな見出しだったと思います。「遺体の服を着せかえる??」

そうです。この前夜は雨が降っていました。新聞によれば衣服に乱れが無い事、土が付着していない事、濡れていない事から、「別の場所で殺害し、公開捜査が終わった翌日に胴体をタンク山に捨てた。」と警察は考えているようだ。
みたいな事が書かれていました。

しかしいざ犯人が捕まってみれば、「タンク山で殺害し、タンク山で首を切断、その後タンク山アンテナ基地内に胴体部分を移した。」ようです。
77:本当にあった怖い名無し2012/12/23(日) 04:42:50.90 ID:E/J4WZGb0
486 本当にあった怖い名無し New! 2009/01/02(金) 23:16:14 ID:PfavOF4n0

タンク山アンテナ基地内と言うと、文字だけみれば発見にくく見えるかもしれませんが、金網張りになっているだけです。外からみてすぐに分かるんです。
タンク山は歩道のような物があって、そこを辿るだけで、「アンテナ基地を正面から捉える視点になるんです。」したがってそこに本当に遺体があったなら地元住人が見逃すはずがありません。ましてや警察犬がみのがすでしょうか?

おそらくググれば分かると思いますが、この時新聞ではこうも書かれていました。
「用意周到な犯人が珍しく焦りを見せていた。靴の片方が脱げ落ちており、片足がアンテナ基地内からはみ出していた。」

この状態で死体を見つけられない事なんてありえるのでしょうか?さらにこれもググってもらえれば分かると思いますが、少年AがJ君の首を切断した日は「日曜日、しかも公開捜査中の真昼間」です。
このタンク山は散歩コースに使っている人も多いです。そこでどうやって首の切断に成功したというのか・・・・・・。

少年Aが真犯人だとして、首の切断、移動はうまくやってのけたとして、胴体部分をどうやって誰にもみつからずに移動したのでしょうか?胴体が公開捜査で見つからなかった事からも、後からそこに置いたのはほとんど明らかです。

私はこの事件が一番怖いです。日本警察の怖さを知りました。ちなみにこの事件を担当した兵庫県警は「グリコ森永事件」と、もうひとつ過去にあった大事件を、解決できていません。その後にまた大事件が起こってしまった
だけに・・・・・・・・・・・・・。

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78:本当にあった怖い名無し2012/12/23(日) 09:20:00.73 ID:HxBBMTSc0

警察の判断

警察が自殺と断定、または事件性が無いと判断したもの
・自動車事故で胸部大動脈損傷したあと5キロほど車を運転して、橋の欄干から5mほど飛行して投身自殺した自衛官

・400kgの重りを自分で身体に縛り付けて海に飛び込んだ高校生

・時速80キロで、ガードレールとガードレールのわずかな隙間をタイヤ痕ひとつ残さない絶妙な運転テクニックですり抜けて50m下へ転落したナース集団

・ロープを首に巻いて空中浮揚し門扉にひっかかったタクシー運転手

・証拠品の銃を奪い取って別の袋から再装填しわざわざ離して自分の胸に発射、ただちに飛び散った血をふき取って取調室を掃除、この間5秒。

・逆立ちしてマンションの窓際まで、指でひきずった跡をつけながら歩行、足から逆エルードして手すりにぶら下がり、空中で方向転換して50cmの隙間に向けて飛行した市議会議員

・わざわざ動脈と反対側の手や腕の甲を切って自殺しようとするも未遂、自分で自分の背中に針金でおもりを結びつけて川にうつぶせになり死亡

・火の気のない玄関で人体発火現象を起こして、燃え尽きるまで気管に煤が入らないようじっと息を止めて待ってた審査委員長

・手首の甲をリスカして全身をメッタ刺ししてから、血の跡ひとつつけずに非常ボタンを押した証券会社副社長

・口の中に靴下を入れたままガムテープで口を塞ぎ、両手を後ろで手錠により拘束し左手には手錠の鍵を持ち玄関内で衣服の乱れもなく窒息死した記者

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79:本当にあった怖い名無し2012/12/23(日) 16:53:17.27 ID:Q748QRogO
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飲み込み地蔵



夢の中で地蔵が出てきて、困った気持ちを飲み込んでくれるみたいなことを言うんで
それなら朝から突然指名されて危険予知の司会でドギマギするので飲み込んで欲しいって
頼んだら、不思議なくらい流暢に司会ができるようになった
そして夢に地蔵が出る度お願いを色々したしうまくいくようになったんだけど
このごろは社を作ればかり言ってくる
段々空恐ろしくなってきたんだけど、ホームセンターで買ってきて中に収めたら
それで良いと言って、そして札を作って部屋に貼れとか言って変な文字を見せるんだけど
夢が覚めたら忘れてる。このままやると悪いことが起きそうで怖いんだけど
どうしたらいいかわからない

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80:本当にあった怖い名無し2012/12/25(火) 10:57:44.81 ID:jdwp12R40

B子とC子と893

俺の友人に一人だけ霊感があると言う奴がいる。
仮にAとするがそいつは「どうせ信じないだろ」っていって俺以外の奴には霊感うんぬんの話は一切しなかった。
付き合いは長いものの俺が知ったのは一年ほど前の事で893絡みの金銭トラブルに
巻き込まれた時の事をふとこいつならいいか…と打ち明けた時に皆色々抱え込んでるんだなって
ボソっと漏らした程度でいくら俺が「信じるから!」といっても
「知らん人間が語ったらあかんで…」と寒気を感じるような押し殺した声で呟くだけだった。

しばらくは俺たちのタブーとして一切触れずに過ごしてたんだがある日の夜同級生の女(B子)から
カラオケのお誘いを受けて、むこうはバイト先の友達(C子)も連れてくるってんで俺はAを誘った。
4人で二時間ほどカラオケした帰りの車の中でC子が私には小さい頃から霊感あって云々…

の話を突然し出したもんだから俺は焦ってAを見たが助手席で「へー」とか「そっかぁ」って相づち打つ程度で
目立ったアクションは無かった。
女の子を送った帰りAがドンキホーテに行きたいと言い出したので二人で向かった。
普段Aはオシャレやファッションとは無縁の人間なんだが帽子が欲しいと言い出したので
俺は「おっ、色気付いたか!もしやさっきの女のどっちかを気に入って!?」と思い
あれやこれやと提案したが「お前のセンスで決めてくれ」と言うので俺のオゴリだとキャップを買ってやった。

Aは買ったそばからその帽子を目深にかぶり終始無言…。
帰りの車の中で俺は帽子も含めて気になって仕方なかったので「なぁさっきのC子ちゃんて…」というと
「ねぇよ」と即座に食い気味に返された。
さらにまた押し殺したような声で「気持ち悪りぃ…クズマ○コが」と吐き捨てたので
「なんか嫌な事でも言われたんか!?」と俺は焦って聞くがAは
「……あんな汚いもん久々に見たわ。お前に帽子まで買ってもらう始末になるし」
と意味不な事ばかり喋り続けた。
とりあえず普通じゃない気配に俺はもうこの話題には触れずAを送ってその日は帰った。
81:本当にあった怖い名無し2012/12/26(水) 19:19:13.35 ID:pIGWC2qCO
しばらくお互い忙しかったのもあってAとは会ってなかったんだが
俺が寝てる時に携帯が鳴ったので寝ぼけて電話に出るといつぞやの893だった。
「久し振りやのぅ、元気しとるんけ兄さん?なん…べん!も電話したんやけどの」
「………、お宅らとは念書まで書いて縁切ったはずやけど…」
「え!?何!?もっとハッキリ喋ってくれ!!あのなぁC子っちゅう子知っとるやろぅ!?」
この時点でテンパリつつトラウマがっつりフラッシュバックしつつお目めバッチリな俺は色々考えながら
「知らん。人違いちゃうんかいな、お宅らとは関わりたくない…」
と何とかしらばっくれるが893はほとんど俺の話しなんか聞いて無い
「わしらかてお前みたいなもんと関わりたくないがな!ところがやな、まぁ聞きいなぁ
 C子っちゅうのを追っかけとったらな、うちの姪っ子の友達や言う事なんや、B子のな
 お前もようよう知っとるやろ!?B子はわしの姪っ子に当たるんや
 ほんで蓋開けて見たらわしの姪っ子のお友達がお前やったいうわけや!?」

……!!俺がトラぶった893の実の姪っこがB子だという事実に俺驚愕
「知らんは…そんな事。初めて聞いた。とにかくC子なんて奴知らんよ、もう切るで…」
「何!?電話遠いのぉ、お前今どこおんねん!?まぁええ、なんぞいい絵描けんかのぅ?」
すなわちC子捕獲作戦に協力しろとこの893は言いたいのだろうが俺はとにかく関わりたくなかったので
「だからC子なんて知らんゆうてますやん。お宅の姪っ子さんに聞いてくれ」と言って電話を切ろうとしたが
「……まさかお前なんかわしの事いろて……またしょうもない絵描いてのと違うやろなぁ?」
鳴り響くドスの聞いた声に半泣き&勘弁してくれ状態
「C子なんて女ほんまに知らんし……B子ともあれから会ってない」
「なぁ○○君や、あんたさえうんと言ってくれたらな、わしも安心なんじゃ」
上から下からこの上無いしつこさに俺ついに根負け…
「B子に聞いて、なんぞ言って見る…どうせお宅からB子に強く言えへん理由が……」
「そうか!?ハイハイわかったよ!!」プチッ...ツーツー……
相変わらずの理不尽さにトホホな俺
82:本当にあった怖い名無し2012/12/26(水) 19:59:55.62 ID:oMtHEAhA0
すぐにB子に電話して事情を説明したら号泣。
B子いわく自分が893の姪っ子である事はずっとひた隠しにしていたし
まさか俺と接点があった事など知らなかったとの事。
急に家に電話が掛かって来てC子と俺ともう一人でカラオケに行っただろう?と893に言われ
C子を今度連れて来い、それから俺の名前を出してあいつとはどういう関係だ?関わるなと言われた事を
泣きながら話した。
俺にその時点で連絡を入れなかったのは過去に893関係で家族一同
嫌な思いをして来たので何もかも信じられなくなってどうしたらいいかわからなくなったとの事。
とにかく俺はC子を連れて行く必要は無い、親しくないを通せと言ったが
C子はあまりいい噂聞かないし、俺に迷惑掛けるかもしれないし自分で何とかすると言って電話は切れた
数日後、893からガンガンに電話が掛かって来た。
初めは無視していたがいい加減怖くなって電話に出た
「ハイ…」
「相変わらずお前はなん…べん!鳴らしても電話に出んの!!こらカス!!」
「なんでんねん…」
「あぁ?お前も黒いの!えぇ!?B子がC子連れて来よったわ!!
 お前に連れて行け言われたっちゅうてな!!うまい事絵描いてくれたやんけ!!!
 相変わらずよう世間知っとるのぉ、クソガキが」
「……!?(言ってねぇ!!)俺何も言うてませんで、ただB子にこんな事が」
「ハイハイ、ようやってくれた。またなんぞあったらよろしく」
ツーツーッ…

どうやらB子はC子を893の元へ連れていったらしい…C子に恨まれるのが嫌で俺に指示された
と嘘をついたのか、俺を守る為にそういう事にしたのかは定かでは無いがそれ以来B子とは
音信不通で連絡出来なくなった。
83:本当にあった怖い名無し2012/12/27(木) 06:50:06.56 ID:B5ZOFbvmO
この一連の流れを久し振りに会ったAに話した。
ずっと黙って聞いてたAが話しを聞き終えてから「あのC子って子この前来たよ俺んとこ」
と呟いたので俺は「?幽霊…?死んでんの?」とおそるおそる聞いてみた。
「グチャグチャな顔してベーっと舌出してたよ。
 詳しくはわからんけどあの子多分人殺してるよ、カラオケの時そう思った」
「……B子はどうなってんの?」

「知らんよ…でもB子ちゃんはC子ちゃんを恨んでたと思うよ、なんかC子ちゃんに対してドス黒いもんまきついてた」
「B子は…C子になんかされて、…それで893に引き渡したんかな?俺のせいにして」
「知らんけど…あのB子ってのも、相当黒いよ。お前にもまきついてた」
「まきつくって何?」
「本体とは違う方…やらしい顔してな、ずっとお前の下半身に絡みながらお前の方見てたよ…

 自分が歌ってる時はずっとな……それ以外はC子ってのに凄い形相でな」
今一要領を得ない受け答えばかりだったがAとの関係にもヒビが入りそうで俺は話題を変えた。
「まぁいいや、帽子気にいったか?」
「帽子被ったら見なくていいもん見ずに済むかなって思ったんだけどさ……
 ほらB子ちゃんいるじゃんそこ」
………!!
「嘘だよ、まぁあの子も死んでる気ぃするけどな」

長文スマソ。色んな意味でシャレにならんかった。

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84:本当にあった怖い名無し2012/12/29(土) 22:09:04.43 ID:hBkzTMUvO

連れてくる妹

長文で失礼しますが
自分の地元では遠足で池に行きますこの池というのが色々在りまして
自分は母から池に上がる道で火の玉を見た、夜三時におばあさんが横を
通過した等等

まぁ、母の話はまた今度にでも
自分には妹がいます
妹もやはり中学2年の時にその池に行ったらしいんですが
霊感0の妹には何も見えなかったらしいです昼間ですしね
妹が帰ってきてから家の雰囲気が変わりました
なんていうのかな?晩飯食うときとかってワイワイしながら家は食べるんだが
シーンとしてると言うか暗いと言うか
それで妹が飯を食い終わり二階に上がるといったときに
二階に続くドアを見てビビりました
凄い青白い女の人の顔がコッチ向いてるんです
ドアの向こうにいたのではなくてドアにめり込むような感じで
それでソレを妹に忠告しようとしたら母に呼ばれ
「あんた見えたんやろ?ほっときや、もう気付かれ取ると思うけど未だ見えてないって振り
しぃや」
って言われたので
「なんで?京子(偽名)あんなん憑いてたらきつい思うでソレこそ祓って貰おうや」
って言うと母が深刻そうな顔で
「いや、無理や多分断られる池から連れて来たんなら断られる」
そこでもうなに言っても無理かと思った俺は諦め
一回でテレビ見てました
すると二階から子供の声、足音、ひそひそ話す声が聞こえます
母は嫌そうな顔で「ホント迷惑、なんでつれてきたんや・・・・」
とブツブツ言ってました
そんなかんなで馴れて来る頃には何も思わずに二階に上がり
妹と同じ部屋でパソコン弄って就寝しました
85:本当にあった怖い名無し2013/01/02(水) 20:28:57.38 ID:YjtVdQkCO
で、何も無く翌日になり
学校からも帰ってきて
晩飯も前と同じような雰囲気で食べながら
妹が二階に上がる時また見ました
それが、今度は笑ってたんですね
ニヤニヤしながら
母は顔が青ざめてました
その後母に廊下に引っ張られて
「アンタ気ぃつけーや多分アンタが狙われてるで」
俺はその時大慌てその手の霊に襲われるという体験が無かったので
「どうしたらいいん?あんなんどうにもできんよ」
とか色々わめいてた思います高2なのにw
母が最後に言った言葉は
「気ぃしっかり持って来たら私か父さんかじいちゃん、祖母ちゃん思い浮かべるんよ」
半狂乱な自分は意味も分からずに頷いていたと思います
で、パソコンとか弄ってると
増えてるんですよね確実に数が
一桁言わないほど増えていて妹は壁のほう向いてボーっとしていました
普通は大丈夫か?とか言うんでしょうが
自分にはそんな気持ちの余裕すらありませんでした
87:本当にあった怖い名無し2013/01/02(水) 21:27:16.51 ID:uI9APRt20
突然目が覚めました、覚まさせられたって言うのが正しいのかな?
もうその時は「嗚呼、金縛りか体うごかねーんだろうな」
とかブツブツ言って気ぃ持たしていました
すると段々暗闇に目が慣れてきて二段ベッドの↑がなんか靄っぽいんです
何だコレ?とか思ってみていると段々と人の形に見えてきました
その時は霊とか結構見ていたので心の中で
「動くなよ、絶対に動くなよ!?」とか思ってました
88:本当にあった怖い名無し2013/01/03(木) 00:53:27.05 ID:Y3YQoLCV0
何分立ったかわかりませんが段々とその女の霊が顔に近づいてきました
結構美人ダナーとか思ってみてると
いきなり半狂乱みたいな顔になってケタケタ哂いながら首を絞めてきました
まさか首を絞められると思っていなかったので
本気で焦りました
女の人の手にも青筋入るくらい力入れて首絞めてるんです
段々力も強くなっていき女の人の着物?時代劇の人が着る白い奴です
もはだけて髪も振り乱しながら首絞めてきます
段々意識朦朧としてきて
母の言葉が思い浮かびました
最初に母を思い浮かべましたが全くの無意味
次に父を思い浮かべましたが、全くの無意味
次に祖母ちゃんでもう解っていましたが無意味でした
97:本当にあった怖い名無し2013/01/09(水) 07:10:21.12 ID:6JieUJmj0
最後にじいちゃんでした
じいちゃんは他界しており
死んでいる人間に助けを求めて大丈夫なんか?とか思ってましたが
物は試しなので思い浮かべました
そしたら若干霊の顔が苦しんだような気がしたので
今度は強く思い浮かべました
すると、数珠を手と手で合わせる音と行脚さんが持ってる杖?
のシャランって言う音がして霊は消えました
しかし、最後に哂ってたんですよねその霊
そこで金縛りも解けて無音の世界が怖く
コンポの前に転げ落ちながら電源つけて眠りました
98:本当にあった怖い名無し2013/01/10(木) 02:03:47.21 ID:agCoXHAH0
起きた時にやっぱり夢か~と思ってると
コンポがジャンジャン大音量でなってるんですよね
朝飯食べに一階降りると母が
鬼みたいな形相で「あんた、昨日来たやろ?何でかしらんけど私のところにも来たんよ」
といっていたので母を思い浮かべたことは黙っていようと思いました
それで終わればよかったのですが
妹が学校から帰ってくるたびに連れて来るんですよね
まぁ後からわかった話なんですが妹は霊媒体質でした
この話は又長くなるので又今度話させていただきます
ちなみに愛媛県での話です
100:本当にあった名無し2013/01/10(木) 09:42:27.65 ID:0/DBWT6FO
以上が自分の体験した一番怖い話でした
当時は首に痣も残っており
友達に見せびらかしたりしていました
本当に長文でスミマセン

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102:本当にあった怖い名無し2013/01/10(木) 09:47:58.67 ID:NOBfiCp6O

見知らぬ男

8年前に当時の彼女の家に居候してた時に
仕事から帰ったらまだ彼女は居なかった
ウトウトしていたらチャイムが鳴ったので玄関に
どちら様ですか?と聞くと「(彼女の名前)さんに頼まれていた物をお届けにあがりました」
なんだ?と思いながらドアあけたらわき腹をナイフで4回刺された
なんだか分らず蹴っ飛ばしてドアを閉め心臓バクバクで何が起こったのか分らないが血まみれ
頭の中がテンパってしまって真っ白で電話をしなければと思いつつ電話を探す
1分位してポケットに携帯が有ることに気付きやっと救急車を呼んだ
待ってる間怖くて110番に通報して「知らない奴にわき腹を刺された」と騒いだ
救急車は思ったより来るのが遅く20分位かかった
先に警察が来た「警察ですあけて下さい」
ホッとしたのか緊張の糸が切れたのか刺された所が急に痛み出す
ドアの鍵を開けた瞬間さっきの奴が又わき腹をザックザク刺してくる
流石にワケ分らずに倒れこむ
目を覚ましたら病院だった
16箇所もわき腹を刺されていたが
全部肋骨に当たって臓器に傷は無いそうだ
わき腹は折れたりヒビだらけだが16箇所もアバラに当たったのは軌跡だと
医者も家族も喜んでいたが
問題は知らない奴と皆にも話したが
刺したのは実は彼女のお父さんだった事だ
誰にも言ってないが今でもトラウマだ

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103:本当にあった怖い名無し2013/01/10(木) 22:02:08.60 ID:BQwe9vu30

笑い女

投下していい流れなのかわからないけど。今、俺が体験してる話を。
テレビのバラエティ番組を大音量でかけてて頭痛い状態なので、誤字脱字あるかも。

先週の金曜のことなんだけど、会社の先輩の大村っていう男が死んだ。
もちろん直接現場を見たわけじゃないけど、マンションの自室で、自分の両耳にボールペンを突き刺して死んでたらしい。
大村自身の手がペンをギュッと握り締めてたっていうんで、警察も事件性は認めずに、すぐに自殺だって判断した。
会社の連中はそんな大村の死に様を随分不思議がったりしていたけど、俺は特に驚きもしなかった。
それでも司法解剖っていう奴がどうしても必要らしくて、多分、大村の身体は詳しく調べられたんだと想像してる。
わかりきってることを調べるために身体を弄り回されるなんて、ちょっと気の毒だと思う。

すぐに通夜があって、同じ課の奴らは課長を先頭に連れだって公共斎場に行ったらしいけど、
俺だけはどうしても外せない用事があるって課長に断って、直帰した。
周りから見たら不自然だったろうとは思うけど、
通夜なんていう湿っぽくて皆が押し黙ってるような空間には、今は堪えられそうにないから。
114:本当にあった怖い名無し2013/01/12(土) 03:23:36.43 ID:XkgAkCKtO
大村と俺とは、先輩後輩っていうこととはあまり関係なく、仲が良かった。
お互いに相手のマンションの所在地を知ってたって書けば、どの程度の仲だったかは伝わるかなと思う。
三週間くらい前のあの日も、大村が会社帰りに俺の部屋に遊びに来てた。
俺らは缶ビールを飲みながら、同僚の陰口ばかり叩いてた。
二人とも酒を飲むときは会話だけを楽しみたいってタイプだったから、テレビもつけてなかったし、音楽を流したりもしてなかった。
我ながら暗いとは思うけど。

そのうちに、買い溜めてあったビールが尽きた。
俺はアルコールが無くても会話が楽しければ良いと思ってたんだけど、大村はそれじゃ駄目みたいだった。
すぐに買いに行こうって言い出す。
渋々ながらも、大村を連れてマンションを出て、近所のスーパーに買い出しに行った。
店に入るとすぐに、大村が「おい、何だよ、あれ」ってニヤニヤしながら聞いてきた。
指さす先を見ると、ボサボサの髪を腰まで垂らした女が買い物カゴをぶら下げて、野菜を選んでた。
別に何の変哲もない、よくある光景だ。
ただ一つ変わってるとしたら、女が大声で笑ってることだけ。
レタスを手に取りながら、「いひゃっいひゃっいひゃっ」て笑ってるだけ。
それすらも、俺にしてみればやっぱり何の変哲もない、よくある光景だ。
「ああ、あれ。笑い女だよ」
117:本当にあった怖い名無し2013/01/12(土) 08:13:06.59 ID:mzOLA5iE0
説明しとくと、笑い女は近所では有名な人物。
パッと見にはごく普通の若い女で、取り立ててどうこういうべき所もない。
確かに、腰まである髪は痛みきっていてボサボサだけど、そんな女、どこに行ったっていると思う。
ただ、笑い女の変わっているところは、その呼び名通りに、いつでも笑っているところ。
「いひゃっいひゃっいひゃっ」ていう何かから空気が漏れるような、それでいてちょっと湿った感じの
独特な笑い声を撒き散らして、口の端から涎を垂らしてる。
だから皆、「笑い女」とか、レジ打ちのおばちゃんも「お笑いさん」とか呼んでる。
ただそれだけの存在だ。
キチガイ風でもあるけど、笑い声さえ気にしなければ誰に迷惑をかけるわけでもないから、周りはあんまり気にしない。
気にしたとしても、「嫌な物を見た」ってちょっとのあいだ思うだけで、すぐに見て見ぬふりをする。

今になって思えば、その時の大村はかなり酔っていたんだと思う。
「ちょっと、からかって来るわ」とか言って、笑い女に近寄っていった。
俺も酔っていたんだと思う。何しろ、大村のことを止めようとはしなかったから。
「なぁ、おい、アンタ。何がそんなにおかしいんだよ」
大村はぶっきらぼうな口調で笑い女に声をかけた。
けれど、笑い女は答えない。「いひゃっいひゃっいひゃっ」て笑うばかりだ。
「おい、答えてみろって。世の中、こんなに不景気だっつーのに、何を楽しそうにしてやがんだ」
大村はそんな内容のことを言ってた。
多分、それまでは俺と一緒に陰口を叩くことで発散してたものが、酔いのせいで他人にまで向いたんだと思う。
やっぱり、笑い女は「いひゃっいひゃっいひゃっ」て笑うだけで、何も答えない。
そんなことをしばらく繰り返してから、大村は「何だよ、こいつ、つまんね。おい、もう行こうぜ」って言って、
不機嫌そうにその場から離れた。
120:本当にあった怖い名無し2013/01/12(土) 18:19:28.29 ID:BbyctH0OO
俺らは、カゴにスナック菓子とかを詰め込んでから、酒の並んだ棚に行った。
大村はすぐに缶ビールを手に取っていたけど、俺はビールに飽き始めてたから、チューハイをじっくり選ぶことにしたんだけど、
そのうちに、大村が「うおっ」ていう叫び声を上げた。
何かと思って振り返ると、大村と笑い女が至近距離で向き合ってる。
例の「いひゃっいひゃっいひゃっ」ていう声と一緒に、女の口から大村の顔に唾が飛んでるのが見えた。
それから大村が両手を突き出して笑い女を押し倒すまでは、一瞬だった。
笑い女はフラフラッと倒れて、ペタンと尻餅をついて、それでも「いひゃっいひゃっいひゃっ」て笑い続けてた。
買い物客とか店員とかが遠巻きに二人を眺めてて、
俺も気まずくなってきたから、適当にチューハイを選んで大村と一緒にそそくさと会計を済ませた。
笑い女に謝ろうかとも思ったけど、事情がよくわからないし俺が謝るのも変な気もして、やめておいた。

何があったのか聞くと、大村が言うには、
「お前が酒選んでるの眺めてボーッとしてたら、耳元で気持ち悪い笑い声が聞こえた。
驚いて振り返ったら、すぐ目の前にあの女の顔があった」
それで、気味が悪かったから咄嗟に突き飛ばしたっていうことらしい。
それから、「よく見たらあいつ……」って何か付け加えかけたんだけど、途中で口ごもって、最後まで聞かせてくれなかった。
142:本当にあった怖い名無し2013/01/14(月) 05:56:10.17 ID:j2crDy7hO
部屋に帰ってから、また二人で飲み始めた。
でも、大村はさっきのことでバツが悪いのか元気がなくて、
ふとした拍子に会話が途切れてお互いに黙ってしまうようなことが多くなった。
そんな感じで会話が途切れると、大村はキョロキョロと視線を動かしたりする。
そのうちに、「何かゲームやろうぜ」って大村が言い出した。
こいつがゲームで遊びたがるなんて珍しいなーとは思いつつも、真・無双3で遊んだ。
二人ともすぐに熱中しだして、大村もいつも通りの元気な感じになってきた。
そうしてるうちに、バスがなくなるっていう時間になって、大村は帰っていった。
この時の俺は、スーパーでのことなんか完全に忘れてたと思う。

次の日から、大村の行動がおかしくなりはじめた。
まず、やたらとウォークマンで音楽を聴くようになった。
別にそれ自体はおかしなことではないけど、出勤途中に顔を合わせてこっちから声をかけても、
軽く手を上げるだけでイヤフォンを外そうとしない。
近寄ってみると、物凄い大音量で聴いてるみたいで、やたらと音漏れしてた。
ちょっと感じ悪いなと思ったけど、その時は別に何も言わないでおいた。
それが、昼休みにまで音楽を聴くようになった。
昼飯に誘おうとしても、大村はそそくさとイヤフォンをつけて一人でどこかに行ってしまう。
挙げ句、仕事中にまでイヤフォンを外さなくなった。
さすがにこれはおかしいと思っていたら、大村よりもさらに上の先輩が大村を怒鳴りつけた。
それからは、仕事中に音楽を聴くようなことはなくなったけど、かわりに独り言を言うようになった。
しかも、「うるさい」とか「ああああああ」とか、大声で言う。周りが注意してもやめようとしない。
みんな、正直気味悪がってた。
見るに見かねて、退勤してから大村を呼び出して話をすることにした。
143:本当にあった怖い名無し2013/01/14(月) 06:37:41.53 ID:gtlHadKV0
大村は最初俺と話すのを渋ったけど、賑やかなところでだったら話すって言い出したから、ファミレスに連れ出した。
ファミレスはそこそこの混み具合で、高校生っぽいのが大声ではしゃいだりしてた。
それから、俺が最近のお前はおかしいって切り出すと、大村は自分でもわかってるって言った上で独りでに話し始めた。
なかなか要領を得ない話だったんだけど、大雑把にまとめるとこんな感じ↓

例のスーパーでの一件以降、ふとした拍子に笑い女の「いひゃっいひゃっいひゃっ」ていう笑い声が聞こえるようになった。
初めはかすかに聞こえるという程度で、空耳かとも思ってたんだけど、
丁度、背後から段々近づいてきてるような感じで、日を追う毎に笑い声は大きくなってきてる。
周りで何かの音(音楽とか人の声とか)がしているような時には、笑い声は聞こえてこないのだけれど、
ふと無音状態になると、「いひゃっいひゃっいひゃっ」が聞こえてくる。
今では、少しくらい辺りが騒がしくても、それ以上のボリュームで笑い声が聞こえてくることもある。
何より辛いのは夜中で、寝ようと思って電気を消すと、部屋中に鳴り響くような勢いで笑い声が襲ってくるので、
とてもじゃないけど、寝つくことなんてできない。

まとめるとさっぱりしてるけど、実際には話してる途中でいきなり大声を出したり、
「あいつが、あいつが」って泣きそうな声で繰り返したりするから、内容を掴むにはかなり時間がかかった。
しまいには、「あの女に呪われた」とか「あいつ、幽霊なんじゃないか」とか言い出す始末。
146:本当にあった怖い名無し2013/01/14(月) 11:02:24.66 ID:DIJ0pWi+0
俺が何よりもまず思ったのは、大村は変な妄想にとりつかれてるってこと。
笑い女は幽霊なんかではないし、ただのちょっと変わった女でしかない。
その証拠に、あの日以降も俺は笑い女がスーパーで買い物をしてるとこを何度も見てる。実在する人間だ。
笑い声が独特で気味が悪いから耳に残ったっていうのと、大村なりの罪悪感みたいなものが、妄想の原因だと思った。
大体、スーパーに出る幽霊っていうのも、何だか間抜けだと思う。
そう言って聞かせても、大村はまるでこっちの言うことを聞こうとしない。
「呪い」とか「幽霊」とか繰り返すばっかり。
俺は段々イライラしてきて、「そんなに言うなら、一緒にスーパーに行こう」って切り出した。
大村の言ってることの馬鹿馬鹿しさにも腹が立っていたし、相手が現に実在してるただの女だって認識すれば、
変な妄想もなくなるんじゃないかと思ったから。
勿論、大村は猛烈に嫌がったけれど、俺は大村を無理矢理引き摺るようにして、
レストランから出て、電車に乗って、例のスーパーに向かった。
電車の中でも大村はブツブツ呟いて、びびってた。

やっとスーパーの前まで着いたところで、大村がやっぱり嫌だって言い出した。絶対に中には入りたくないって。
仕方ないから、店の前の駐輪場から店内を覗こうって俺が提案した。
それでも大村は帰るって言い出してたけど、俺は相手の肩をがっちり押さえて、逃げ出せないようにした。
ちょっとだけ弱者をいたぶるような気持ちもあったと思う。
けれど、ガラス越しに店内を眺め渡しても、笑い女はいなかった。
いつも笑い女と出くわす時間は大抵このくらいだから、きっといるだろうと思ったのが失敗だったのかもしれない。
マズイなと思った。ここで笑い女を見ておかないと、大村は余計に「あいつは幽霊だ」って思い込むかもしれないから。
それでももう少し待ってれば、いつものように買い物に現れるかもしれないって、俺は粘った。
149:本当にあった怖い名無し2013/01/14(月) 22:40:37.89 ID:vdblYzhN0
そのうちに、大村が両耳を塞いでガタガタ震えだした。
「聞こえるよう、聞こえるよう」って子供が泣きじゃくってるみたいな調子で、鼻水を垂らして言う。
「やっぱ呪われたんだよう」って。
でも俺は、それが笑い女の呪いなんかで聞こえてるわけじゃないってハッキリ気づいてた。

なぜなら、「いひゃっいひゃっいひゃっ」ていう笑い声は、大村だけじゃなくて、俺にも聞こえてたから。

首だけを横に向けて振り返ると、俺に肩を掴まれた大村の真後ろに、笑い女が立ってた。
「いひゃっいひゃっいひゃっ」て笑いながら、涎を垂らしてる。
俺は大村が絶対に後ろを振り向かないように、肩を押さえる手に力を込めた。
ただでさえ笑い女を怖がってる大村が、こんな至近距離で当の本人と向かい合うのは、絶対にまずい。
少しすると(凄まじく長い時間のように感じたけど)、笑い女はスーパーとは逆の方向に笑いながら去っていった。

立ち去り際に、笑い女の顔が俺の方を向いた。
俺はそれまで笑い女を遠巻きに見たことは会っても、あんな至近距離で真正面から見るのは初めてだった。
口はにんまり開かれてるのに、ボサボサの髪の中でこっちを向いてる目は、全然笑ってない。
でも、怖いと思ったのはそんなことじゃなくて、笑い女の口そのものだった。

涎が唇の端で泡になってる、笑い女の口には、歯がなかった。
152:本当にあった怖い名無し2013/01/16(水) 17:11:23.99 ID:I5OHAlsqO
それから後、俺は随分自分勝手なことをしたと思う。
何も知らずにまだ震えてる大村を、無理矢理バスに乗せて一人で帰らせた。
もう、その時の俺にとって、大村の妄想とかはどうでも良かった。
ただただ自分が見たものの気味悪さが恐ろしくて、早く自分の部屋に帰りたいっていう一心だった。

その日以来、大村は会社に出て来なくなった。
最初はみんな(俺以外みんな)、「あいつ、この年末にサボりかよ」とか言ってたけど、
あまりにも無断欠勤が続いたから、いくらなんでもこれはおかしいって話になった。
そのうちに、大村が死んだってことがわかったのが、先週の金曜。

今となっては大村も気づいていたのかはわからないけど、俺にはハッキリわかってることが一つだけある。
笑い女の「いひゃっいひゃっいひゃっ」てのは、笑い声なんかじゃない。

よく聞くと、
「居た、居た、居た」
って言ってる。

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153:本当にあった怖い名無し2013/01/16(水) 18:43:19.33 ID:EgF5MLsFO

155:本当にあった怖い名無し2013/01/18(金) 12:41:54.12 ID:PqAJHVgfO

祟り?

小2の時、通学路に猫の死骸があった。
日に日に腐乱していく死骸を通学の度に見るんだけど、
女子とか怖がりすぎて通学路変えたりしてたぐらいだった。
何故か当時の俺たちは「こんなの全然怖くないぜw」自慢が
男子達の中で意地の張り合いみたいになってて、そこでど
んなこと出来るかがエスカレートしてしまって。。。
最終的にここまでやってしまったというのが、
死骸の頭に大きな石を投げつけたAと小便かけたB(当然後々教師&親にばれてこっぴどく叱られた)。
その2人の後の人生を簡単に纏めると、

・確か小3だか4の時Aに出来た妹が池沼だった
・同じ位の時期にBにも弟が出来たのだが同じく池沼だった
・中2の時にBの親父が自殺した
・高1の時Aの実家が火事になって母方のご両親が亡くなった
・Aの実家が火事になった数週間後今度はBの家が火事になった

簡単に思いつく限りでもこんだけ。
別に今はAもBも立派な社会人になって家庭を持っているけど、
たまに同窓生で集まるとAとBの背負った呪い(?)の話で持ちきり。
個人的にも祟りとかそういうのはあると思わされた出来事。


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